この記事をシェアする
2025.11.15
MEDIUM PLAY LIST #01
PLAY LIST
さまざまなクリエイターがMEDIUMのために選曲する『MEDIUM PLAY LIST』。
新しい物語を掛け算で生み出す実験の場「Communucation Design Laboratory MEDIUM」の世界観を音楽からも。音楽シーンで活躍しているクリエイターを中心に、さまざまなクリエイターによるオリジナルセレクトのプレイリストを発信していきます。
Selected by
DJ辰
第一弾はDJ 辰こと、村上辰大さんによるプレイリスト。DJであり、映像制作会社代表であり、ジャズ喫茶代表としてのマルチな顔を持つ村上さんに、クリエイティブモードへシフトするシーンにピッタリな20曲をチョイスいただきました。
DJ 辰(村上 辰大)
映像制作会社代表・ジャズ喫茶代表・DJ。仙台生まれ。東北工業大学デザイン工学科卒業後、サラリーマンを経て、2010年に映像制作会社「株式会社ユジクラフト」を仲間とともに創業。同時に音楽シーンでは「DJ辰」として活動し、「音楽×映像」のハイブリッドなクリエイティブで、音楽レーベルの映像からTVCM、行政や学校の紹介映像まで幅広い制作を行う。2017年からは、名取市のジャズ喫茶「Jazz in パブロ」を受け継ぎ、パブロ二代目マスターとして「COFFEE & SESSION PABLO」をオープン。空間・人・カルチャーをセッションするクリエイターとして活動中。

Q1
選曲の背景にある気分や状態、目的があれば教えてください。
映像デザイン会社代表、ジャズ喫茶二代目マスター、DJ、3つの顔を持つ私が、それぞれの場面でスイッチが入る曲です。
- 序盤:Jazz/COFFEE&SESSION PABLO
- 中盤:Dance・Electronic/(株)ユジクラフト
- 終盤:Sampling/DJ辰
Q2
この選曲をキャッチコピーやタイトルのような言葉で表すなら?
温故知新
Q3
特に“自分らしい”と感じる1曲について教えてください。
Souls Of Mischief – 93 ‘Til Infinity
この曲を聴き衝撃を受けてDJを始めたといっても過言ではありません。サンプリングソース(元ネタ)はBilly Cobham – HeatherというJazzの曲でレコードを45回転で再生したもの。
ジャズ喫茶PABLOの壁にレコードを飾っています。
Q4
プレイリストとの出会いで、どんな化学反応を期待しますか?
このプレイリストにビビッときた方がいたら、その方とのお仕事もきっとスムーズにいく気がします。それはこのプレイリストが”コミュニケーションの役割”と”共通言語”となるため、「これいいね!」や「かっこいい!」など良いクリエイティブを具現化しやすいからです。
一緒に酒を飲みに行けますね(笑)
Q5
創作と音楽の関係について教えてください。
制作中に音楽を聴く?それとも音から着想を得る?距離感も含めて。
◎映像制作での観点
映像制作ではBGMや環境音を使用しますが、セレクトするBGMで映像の雰囲気がガラッとかわります。業界ではシーン先行で映像が構成されていきますが、私は音楽先行で編集していきます。Back Ground Musicではなく”Music”として接しており、音楽は絶対的な存在です。
◎リスナーとしての観点
仕事中はレコードで曲を聴いていて、レコードジャケットがクリエイティブのヒントになることが沢山あります。
Q6.
MEDIUMという場の空気やコンセプトに対して、意識したこと、仕掛けたことなどがあれば教えてください。
MEDIUMのカラーコードであるブルーにあわせ、Blue NoteからリリースされているTrue Blueを冒頭に。曲名はもちろんですがレコードジャケットは様々な”Blue”が描かれています。
Q1・Q2に通じるところですが、私の持つ3つの顔やコンセプトでセレクトしています。様々なジャンルの曲がサンプリングやセレクトを通じて混ざり合うのはmelting potというか、まさにMEDIUMのフルーツポンチ的なところを意識しています。
最後の曲はLP「ひとつになるとき」からセレクト。

MEDIUM PLAY LIST #01
Selected by DJ辰
https://open.spotify.com/playlist/1yvNl7y7NTxpoU43CJWTH4?si=CtEcZKiSSPeVv7bX7KVlgA
この記事をシェアする